難病や希少疾患に苦しむ患者を目の当たりにし、その苦しみを少しでも軽減したい――その強い思いから、研究者たちは「中分子創薬※」の開発に挑んでいます。東京科学大学(Science Tokyo)では、医学に加え、理学、工学、リベラルアーツなど多様な学術分野の最先端技術を結集し、これまで治療が困難とされてきた疾患に対する新たな治療法の開発に取り組んでいます。従来の限界を超えるために、どのような挑戦が行われているのか。脳神経病態学分野の横田隆徳教授が率いる「中分子創薬コンソーシアム」の取り組みが、Science Tokyo Newsに掲載されました。
※中分子創薬とは、分子サイズが小分子(従来の薬)と大分子(抗体医薬など)の中間に位置する薬です。ペプチドや核酸を使用し、小分子のように細胞内に入りやすく、大分子のように特異的な標的に作用するという双方の利点を持っています。
科学の知を結集し難病に立ち向かう-核酸医薬 × 中分子創薬の未来 | Science Tokyo – 東京科学大学
https://www.isct.ac.jp/ja/news/umo5gu1hjfxd